企画 終了した展覧会(2010年度)
天プラ・
セレクション
Voi.29


「犬島時間」 2010 写真・プロジェクター


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青地大輔 写真展  - 犬島時間 -

7月6日(火)~7月11日(日) 

会場:地階 第2展示室 
10:00~18:00(最終日は17:00まで)

写真 約10点   入場無料

岡山市在住の写真家・青地大輔は、平成15年の奈義町現代美術館での個展を皮切りに、県内外で精力的に発表を続けてきました。また、作家活動と平行して、翌年よりアートプロジェクト「犬島時間」を主催・企画しています。
かつて銅精錬所の操業で栄えた犬島は、精錬所の閉鎖を境に人口が減少し、現在はわずかな住人と廃墟(銅精錬所跡)、そして多くの空き家が残る島となりました。
平成11年に初めて犬島を訪れて以来、島の魅力に圧倒された青地は、島民との対話を重ねながら島の歴史や伝説などを学んでいきました。タイトルの「犬島時間」はそんな中で生まれてきた言葉です。
本展では写真家・青地大輔の視点で追った島の風景やそこに住む人達の日常の光景を、プロジェクターで大空間に投影します。島ではこの夏、瀬戸内国際芸術祭が開催され、島の様相が一変することが予想されますが、「犬島」という土地の持つ魅力とともに、現代社会から急速に失われつつある大切なものを感じていただければと思います。
第七回犬島時間は、2010年7月18日(日)~20日(火)の毎日と、7月24日(土)~8日(日)の土・日曜の予定で行われます。 
犬島時間ホームページ http://blue-works.jp/inujima/

青地大輔 略歴
1973 岡山市に生まれる
2002~ アートプロジェクト「犬島時間」企画・主催
■主な個展
2003 青地大輔展(奈義町現代美術館/岡山)
2005 青地大輔展~ソラヲオヨグ~(slogadh463/岡山)
2005 青地大輔写真展(ホワイトキューブOSAKA/大阪)
2007 my turning into me(カフェ・ゼット/岡山)
■主なグループ展
2002 犬島アーツフェスティバル(犬島/岡山)
2003 4×4展(gallery ARTE/香川)
2004 assemblage展(Atelier Live/岡山)
2005 アートリンクプロジェクト2005(slogadh463/岡山)
2006 コラボレーション・ポエム2006(天神山文化プラザ/岡山)
2007 アートフルナイト in 奈義 MOCA(奈義町現代美 術館/岡山)
2008 Utsubo Photo Festival 2008(gallery月夜と少 年/大阪)
2008 アートの今・岡山展(天神山文化プラザ・高梁市歴史美術 館・奈義町現代美術館)
2009 写真家・中村昭夫の原点 1956─1964/共鳴する美術
2009 ─表現への挑戦─(倉敷市立美術館/岡山)


天プラ・
セレクション
Voi.30

「匂いーWー遠近法」 2003 ミクスドメディア 



「匂いー空・海」 2005 パネルに油彩


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平井健三展 - 匂い vol.Ⅰ Wシリーズ -
                                            
7月27日(火)~8月1日(日)

会場:地階 第2展示室  
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
絵画 約11点   入場無料


平井健三は津山市在住の洋画家です。一貫して抽象絵画の可能性を追求する作家の作品は、シンプルで幾何学的な形と、数種類の色彩で構成されます。特徴的なのは、描かれる図の形とキャンバスの形が一致している点で、今回発表する「Wシリーズ」はその代表的な作品群です。Wの形に描かれる図は、そのままキャンバスの形でもあり、空間全体で見ると、まるで壁をキャンバスと見立てて描かれているようです。また、支持体にはしっかりとした厚みがあり、立体作品のようにも見えて不思議な印象を与えます。
 作家は、「若い頃からアメリカ抽象表現主義の作品に影響を受けた。非再現的表現にこそ、表現者の内面を見つめ外部世界との関係を捉え直す事が必要。」と言います。10年近く描き続けてきた「匂い」というテーマは、ジャクソン・ポロック、ジャスパー・ジョーンズの作品「匂い」(2人とも同名の作品を発表している)に触発され、絵画空間の新たな可能性をさぐる中で生まれたものです。
 本展では、Wシリーズの集大成として、屏風作品(上部からみるとW形)2点、新作1点を含む、代表作 約11点を展示します。ダイナミックで神秘的な平井健三の抽象絵画の魅力をご堪能下さい。

平井健三 略歴
1949 岡山県津山市生まれ
■個展
1997 バルール画廊/愛知
1979 京町ギャラリー/岡山
1981・1989 アキライケダギャラリー/愛知
1997 奈義町現代美術館/岡山
1998 津山市立図書館 美術展示ホール・勝北町文化センター/岡山
■グループ展
1973~1976 E.W.L.L版画展(ギャラリーデコール/東京)
1975~1982 YAMATABIRA展(ギャラリーデコール/東京)
1977 ワールドプリントコンペ77(サンフランシスコ近代美術館/アメリカ)
1978 二人展(アキライケダギャラリー/愛知)
1983 7人展(岡山)以後毎年
1984・1986・1989 伍の空間展(大阪府立現代美術センター/大阪)
1989 ギャルドファイブ展参加(岡山県総合文化センター/岡山)以後毎年
1991 第12回 汎瀬戸内現代美術展(岡山県総合文化センター/岡山)
1994 岡山県現代洋画選抜展(岡山県総合文化センター/岡山)
2003 アートウェーブ岡山 コラボレーションポエム2003(岡山


天プラ・
セレクション
Voi.31

「Sakura さくら」 2007 写真

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柴田れいこ展
- Sakura さくら -

8月17日(火)~8月22日(日)

会場:第3展示室 
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
写真 約47点    入場無料

 柴田れいこは津山市在住の写真家です。2005年、大阪芸術大学写真学科卒業後から本格的に作家活動を開始し、初個展「天女の羽衣」では、団塊世代の女性たちのポートレートを通じて、同じ世代を生きる自身の想いを表現しました。
 本展のテーマは「日本人と結婚した外国人女性たち」。日本人社会の中でたくましく前向きに暮らす外国人女性たちを取材し、撮影したポートレート作品約47点を展示します。全ての作品は、彼女たちの文化的背景を伝えるために、出来る限り出身国の民族衣装やその国のイメージが現れるようなコスチュームを身につけてもらい、現在彼女たちが暮らす日本の町の風景を背景として撮影されました。
 制作のきっかけとなったのは、作家が半年間アメリカで暮らした際に、言葉の壁や文化・習慣の違いによる戸惑いや様々な偏見を経験したことでした。異国で外国人として暮らした経験は、日本人の家族の一員となり、母となって、異文化の中で暮らす外国人女性たちの姿と重なったといいます。タイトル「Sakura さくら」には、「さまざまな困難を乗り越えて、地域の中にとけ込み日本の地に根付いて、美しい花を咲かせてほしい。」という作者の想いが込められています。

柴田れいこ略歴
1948 岡山県勝央町生まれ
2005 大阪芸術大学写真学科卒業
■個展
2005 「天女の羽衣」(銀座ニコンサロン/東京 大阪ニコンサロン/大阪)
2009 「天女の羽衣」(ギャラリー「トムテの森」/岡山)
2010 「Sakura さくら」(新宿ニコンサロン/東京 大阪ニコンサロン/大阪)
■グループ展 
2002 「大阪芸大グループ展」(大阪ビジネスパーク/大阪)
2005 「大阪芸大卒業制作選抜展」(大阪富士フォトサロン/大阪)
   「四人展」(ギャラリーシード/岡山)
   「P01 6人展」(ギャラリーシード/岡山)
2009 「アラウンド環展」(津山市神楽尾公園/岡山)


天プラ・
セレクション
Voi.32




「群虫ピーマン」 2010 磁器


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加藤直樹 陶展 
- ナオキショウDX -

8月17日(火)~8月22日(日)

会場:第4展示室 
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
陶器オブジェ 約300点    入場無料


加藤直樹は倉敷市在住の陶芸家です。岡山大学特美を卒業後、2004年 岡山市に開窯、2006年よりピーマンをモチーフに磁器でオブジェを中心に制作発表を続けています。
 作家のピーマンオブジェは、発表する毎に進化を遂げていきます。カラフルな原色で上絵付けした「カラーピーマン」シリーズや、種だけに注目して、色付けした種作品で構成した平面作品等、様々な創造的な作品が制作されました。近年では、自分で採集した昆虫をもとに絵付けし、ピーマンに昆虫が群がったように見える「群虫ピーマン」シリーズを制作しています。きらわれもののピーマンへの愛情から生まれた作品です。
 作家がこのようにピーマンにこだわって制作を続けるのには理由があります。開窯後しばらく制作や生活の悩みで身動きできなくなった時期に、家の畑に生えていたピーマンに救われたと言います。「太陽の光が反射してピカピカ輝いている、エネルギーに満ち溢れて濃い、あのピーマンが作りたい。命のかたまりのようなあのピーマンを作りたい。そうしてなんとか形に残すことができたらそれはとても幸せなことだろう。」と感じたそうです。以来、ピーマンオブジェ制作を通じて「生」の様々な形を表現してきた作家ですが、今年5月には長女が誕生し、今まで以上にリアルに「生きる」ことについて考えるようになったと言います。
 本展では、新作を含むこれまでの作品をインスタレーション形式で展示します。夏には収穫を迎えるピーマンに共鳴するように、新しい実りの姿をみせる「ナオキショウDX」をお楽しみ下さい。

加藤直樹 略歴
1979 岡山市にうまれる
2002 岡山大学教育学部卒業
    岡山テルサ陶芸教室講師
2004 岡山市に開窯
    エレキボウイ結成
2009 十河隆史氏のスタジオアシスタントを務める
    越後妻有アートトリエンナーレ 妻有焼展 入選
現在 岡山テルサ陶芸教室講師
■展覧会
2003 個展 「春陶」(倉敷中央画廊/岡山)
2006 個展 「欲求不満」(ガレリアプント倉敷/岡山)
    個展 「食べられません」(サンコア/岡山)
    個展 「赤ピーマンと新渓園」(大原美術館新渓園/岡山)
2007 個展 「ぴーまんのほろ苦さ」(toaru/岡山)
    「日韓若手陶芸作家交流展」(ギャラリーG/広島)
    個展 「ナオキショウ」(サンコア/岡山)
2008 「INEDIBLE ART」(KEIKO Gallery/ボストン)
    個展 「ナオキショウ」(toaru/岡山)
2010 個展 「ナオキショウ」(サンコア/岡山)
 他 グループ展多数


天プラ・
セレクション
公募
2011天プラ・セレクション作家選考展 
(公開プレゼンテーション)

8月17日(火)~8月22日(日)

会場:第5展示室 
10:00~18:00(最終日は16:00まで)
*8月18日(水)は審査のため開場は16:00まで

絵画、写真、木製オブジェ等   入場無料

「天プラ・セレクション」は岡山県内で活躍されている美術作家による個展形式の企画展です。作家選考については、推薦委員による選抜と、一般公募による選抜があります。
この度、2011年度「天プラ・セレクション」の公募部門の作家選考展を開催いたします。会場には、応募作家6名による展示形式のプレゼンテーションが並びます。


天プラ・
セレクション
Voi.33

「静止した時間」 2009 陶土


「廻生」 2010 陶土

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甲田千晴 展 -廻生する森-

9月21日(火)~9月26日(日)

会場:第3展示室  入場無料
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
陶による立体 約20点

甲田千晴は美作市出身、岐阜県在住の作家です。「生命」をテーマとして、植物や生物を思わせる不思議な形の立体作品を陶で制作しています。2008年には岡山県新進美術育成 I氏賞 奨励賞を受賞し、県内で注目を集めました。現在は、岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所を修了し、同市に工房を構えて制作を続けています。
 甲田の作品は、樹木の外皮や貝殻ように、硬く枯渇したような質感が特徴的ですが、近作では、その中から、なめらかで生命力あふれる形が出現しています。その姿は、硬い樹皮の間から湧き出る新芽のようにも、成虫へと孵化する瞬間の昆虫のようにも見えます。「日々過ごす中で、私の心を深く捕らえるものの一つに、枯れていくもの、死んでいくもの、消えていくものなどがある。私はその先にあるもの、死の反面として存在する“生”の存在、生命の強いエネルギーに魅かれているのだと思う。」と作家は言います。
 本展のテーマは「廻生する森」。太古より繰り返される生と死の営みが蓄積された、深く静かな森。作家の手から生まれた様々な生命たちが、凛とした森の空間を作り出します。朽ちていくものの美しさと、生まれてくるもののエネルギーを、ゆっくりと感じていただければと思います。

甲田千晴 略歴
1982 岡山県に生まれる
2003 あわくら女流陶芸展大賞
2005 岡山県立大学デザイン学部工芸工業デザイン科 卒業
    国際陶磁器展美濃入選 (岐阜県現代陶芸美術館/岐阜)
2006 信楽陶芸の森 アーティストインレジデンス事業 滞在制作4ヶ月(滋賀)
    朝日陶芸展 奨励賞
    女流陶芸展 入選
2007 「CIFACA CIFAKA EXHIBITION」(cifa-cafe/岡山)
2008 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
    岡山県新進美術育成 I氏賞 奨励賞 (岡山県天神山プラザ/岡山)
    三人展「重なる色香」(ノリタケの森ギャラリー/愛知)
    日韓交流陶芸展「CONTACT act7」(ヘイリー芸術文化村/韓国)
2009 「茶の事」(伊勢丹新宿店 5階 プロモーションスペース/東京)
    「Jamin」(ギャラリーエスプリ・ヌーボー/岡山)
    第6回犬島時間 (犬島内旧郵便局舎/岡山)
    個展「凛枯景想」(ギャラリー白/大阪)
    個展(ギャラリーIDF/名古屋)
2010 「やきものの現在 土から成る形PartⅥ」(ギャラリーVOICE/岐阜)
    個展(ギャラリー陶林春窯/岐阜)


アートの今・岡山


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>>関連企画
アートの今・岡山2010
 - 具象表現の現在 -

2010年 11月10日(水)~11月21日(日) 

会場:2階 第3・4展示室  月曜休館
9:00~18:00
入場無料

「アートの今・岡山」は、岡山におけるさまざまな現代美術表現の「今」の姿を紹介する企画展です。今年度は「具象表現の現在」をテーマとして、岡山県在住の現代作家10名をご紹介します。テクノロジーの発展と多様化する現代社会を背景に、アートは社会のさまざまなシーンに進出し、多彩な広がりをみせています。絵画や彫刻といった従来の美術表現も、映像や写真といった表現との関係から生まれる新たなイメージの展開が注目されています。作家たちはどのように時代を見つめ、イメージを創り上げているのでしょうか。本展は、表現の原点である「具象」に注目し、その本質を改めて見直すとともに、次世代の表現とその可能性について探ります。作品を通じてそれぞれのリアリティー(真実の世界)を感じていただけることでしょう。なお、本展は、天神山文化プラザを皮切りに、高梁市歴史美術館と奈義町現代美術館の2館を巡回いたします。ご来場を心よりお待ちしております。

■出品作家
上西竜二 (絵画)、内尾和正(デジタルペインティング)、
片山康之(彫刻)、河村朱音(絵画)、佐藤孝洋(絵画)、
田中晶子(絵画)、對馬有輝子(絵画)、椿苑(絵画)、
長原勲(日本画)、藤原啓史(彫刻)

■岡山県天神山文化プラザの展覧会が終了後、高梁市歴史美術館、奈義町現代美術館を巡回します。
<高梁市歴史美術館>
会期:2010年12月11日(土)~12月26日(日)  火曜休館
<奈義町現代美術館>
会期:2011年 1月 8日(土)~ 2月13日(日)  月曜休館

■オープニングセレモニー
2010年11月10日(水) 9:45~10:00  天神山文化プラザ

■関連企画  >>詳細
<ワークショップ>
 ・「ちいさな彫刻をつくろう」 (天神山文化プラザ)
 ・「金箔体験 ーさわる・はる・えがく」(高梁市歴史美術館)
<アーティスト・トーク>
ARTIST×CAFE アートの今・岡山2010
(奈義町現代美術館)
>>詳細


素材をめぐる14人の方法


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>>関連企画
素材をめぐる14人の方法

2011年 1月5日(水)~1月16日(日)

会場:1階 第1展示室  会期中無休
9:00~18:00(初日は10:00開会、最終日は16:00閉会)

入場無料

美術表現に用いられる素材には、木、土、石 等の天然素材と、紙や絵具、鉄、ガラス、合成樹脂 等の人工的な素材があります。それぞれの物質は、特有の質感を持ち、その土地特有の歴史や自然など地域性を持つものもあります。作家は自分の表現に合う素材を求めますが、素材のもつ魅力が表現へと繋がることもあるでしょう。素材と作品との関係は、作家の素材に対する姿勢によって異なります。本展では、「素材」に焦点をあて、素材のもつ独自の効果を造形の世界に展開し、新たな表現の領域を求めて活動されている県内在住作家の仕事をとりあげます。石、紙、ガラス、木、鉄、陶、布の7種類の素材を題材として、素材毎に2名の作家を紹介します。素材をめぐる14人の表現は、私たちの想像力を刺激し、多様な問いかけの中に新たな印象を与えてくれることでしょう。

■出品作家
久保極(石)、小林照尚(石)、
小林テレサ(紙)、歳森勲(紙)、
磯谷晴弘(ガラス)、張慶南(ガラス)、
寺田武弘(木)、榎本勝彦(木)、
平田敦司(鉄)、井内誠一(鉄)、
隠崎隆一(陶)、白石正子(陶)、
川崎展子(布)、難波久美子(布)、

■オープニングセレモニー
2011年1月5日(水) 9:45~10:00  天神山文化プラザ

■関連企画
1月8日(土)
  「フェルトつくつくマフラー」  講師:川崎展子
1月9(日)
  「障子紙で顔マスクを作ろう」 講師:小林テレサ
1月10(月)
  「ニジミノハナ」世界に一つの、私の華  講師:歳森勲
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天プラ・
セレクション
Voi.34

「my garden」 2009
トレーシングペーパー、不織布、アクリル絵の具


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大月理恵 展  - dream garden -
2011年1月25日(火)~1月30日(日)

会場:第4展示室  入場無料

大月理恵は倉敷市在住のテキスタイルアート作家です。岡山県立大学在学中には様々な繊維素材を用いた空間演出の試みを重ね、2009年の卒業制作展では、トレーシングペーパーや不織布といった、薄く繊細な素材で創り込んだ「花」による幻想的なインスタレーション作品が発表されました。今回の個展は、その作品の進化形となり、展示空間全体を使ってインスタレーションを展開させます。  大月の創り出す「花」は、「自分の心象風景に在る花」をモチーフとした創作です。5つの造形パターンがあり、それらの組み合わせでデザイン的に全体が構成されます。今回の展示のために、約120個の「花」が、ひとつひとつ丁寧な手作業で作られました。また、「花」にはうっすらと彩色が施され、光を柔らかく反射させるための工夫がなされています。 薄暗い空間の中で、不思議な透明感をもって白く浮かび上がる花々。まるで夢の中にいるような不思議で幻想的な空間を、どうぞお楽しみください。

大月理恵 略歴
1987 倉敷市に生まれる
2006 総社南高校 美術工芸コース卒業
2009 個展「my garden」(HAND AND/倉敷)
2009 卒業制作「my garden」(株式会社小野コーポレーション/倉敷) 
2010 岡山県立大学テキスタイルデザインコース卒業


天プラ・
セレクション
Voi.35

「児島」 2010 Gelatine Silver Print

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池田理寛 展 
2011年2月8日(火)~2月13日(日)

会場:第4展示室  入場無料

池田理寛は岡山市在住の写真作家です。東京造形大学でモノクロ写真による作品制作を学び、同大学卒業後は郷里である岡山で写真家、デザイナーとして活躍してきました。2009年、岡山市内での個展では、深い黒の中から静かに浮かび上がる光景が印象的な、モノクロ写真作品を発表しました。  池田の写真は、特定の場所や物語性などの枠を持ちません。道や室内など、シンプルでなにげない光景が、演出など自分の手を加えずに撮影されます。また、独特の質感をもつ画面は、自分で現像プリントし、イメージに沿って丁寧に仕上げられます。作家は、「自分が見て感じたものや、場の気配を大切にして撮影している。筆の代わりにカメラで絵を描くような感覚でいたい」と言います。  本展は、新作のモノクロ写真作品約30点で構成します。見つめるほどに心の中に沁み入る情景、白と黒が織りなす豊かな美しさをゆっくりとご堪能下さい。

池田理寛 略歴
1982 岡山県生まれ
2004 東京造形大学卒業
■個展
2006 「秋の日」(ルネスホール 公文庫カフェ/岡山市)
2009 「DAWN in TAXCO」(cafe. the market mai mai /岡山市)
2009 「VIAJE」(alapaap/倉敷市)
2009 「PHOTOGRAPH」(アートスペース油亀/岡山市)
■グループ展
2006  出石芸術百貨街(出石町/岡山市)
2007  出石芸術百貨街07(出石町/岡山市)
2009  AM倉敷 vol.4 Krash Japan「Kurashiki Photographs」(大原美術館/倉敷市)


収蔵作品展 平成22年度天神山文化プラザ収蔵作品展
テン・コレ2011
「四季のうつろい~冬から春へ」


3月8日(火)~3月20日(日)

会場:第5展示室  入場無料

天プラ・
セレクション
Voi.36

「老人養生訓」 1995 書
大館桂堂 遺墨展 
2011年3月29日(火)~4月3日(日)

会場:第1展示室  入場無料

大館桂堂 略歴
1911 岡山県真庭市蒜山に生まれ
1983 国際芸術文化章受賞
1986 岡山県・「岡山県文化賞」受賞
1989 山陽新聞社・「山陽新聞賞(文化功労)」受賞
1989 中華民国・「世界和平大賞」受賞
1991 中国新聞社・「中国文化賞」受賞
1995 岡山日日新聞社「芸術文化功労章」受賞
1997 岡山県・「三木記念賞」受賞
2008 4月29日逝去 享年98才

元・岡山大学教授
元・中国地区大学書道学会会長
書道研究「墨潮会」 創立
岡山県習字教育研究会 創立
社団法人養和書道院 創立

<著書>
小・中学校書写習字教科書(筆者)・当用漢字の手引き・書道史読本・楷書
階梯・行書階梯・草書階梯・かな階梯・草書習字帖・一目でわかる書写指導の手引き
桂堂色紙百選 等々