展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.93>
大橋裕子展「まだ見ぬものたち」

「見えてきたかたち」(部分)2020年 麻布、カンヴァス/油彩

第3展示室無料主催

2020年9月1日(火)~9月6日(日)

9時30分~18時(最終日は16時まで)

天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
大橋裕子は、岡山市在住の画家です。ノートルダム清心女子大学で絵画を学びましたが、卒業し市内企業に就職後は絵画制作活動を一時休止。1999年から制作を開始し、県展や新制作展などの公募展で受賞を重ねてきました。現在は倉敷芸術科学大学の博士過程に在籍し、様々な素材や技法を研究しながら自己表現を深めています。
大橋は近年、くしゃくしゃと丸めた紙や布を広げた時に表面に生まれる「しわ」をモチーフに描いてきました。「幼い頃からずっと身近にある『しわ』を見つめてきた」という作家ですが、その興味がどこからくるのか、自身の記憶や体内感覚と共鳴する「しわ」の形を絵画の中で追ううちに、曲線という重要な要素にたどり着いたと言います。
幅約4mもの最新作「見えてきたかたち」では、体内細胞や植物を思わせる有機的な形が繋がり合いながらどこまでも増殖してゆくようです。曲線と直線の重なりや、色彩効果から生まれる不思議な奥行きのある空間に目を泳がせると、様々なイメージが浮かんでは消えてゆきます。「見える曲線を描きながら、見えないものを探している。」と作家は言います。
本展では、2016年から最新作までの油彩画を中心に、幅約10mのドローイング作品「記憶」や銅版画など、約20点を展示します。見えないけれど確かに存在する、大橋が描く「まだ見ぬものたち」をご覧いただきます。

【ご注意】施設改修工事に伴い、会期中の駐車場利用が制限される場合がありますのでご了承ください。
 

大橋裕子 略歴
1961 岡山県生まれ
1984 ノートルダム清心女子大学 家政学部 児童学科児童教育学コース (絵画コース専攻)卒業
1984 岡山市内の企業に就職、絵画制作活動を一時休止 (2018年退職)
1999 絵画制作活動を再開
2016  倉敷芸術科学大学大学院 芸術研究科(通信制)美術専攻 油画系 修了
2020  倉敷芸術科学大学大学院 芸術研究科 芸術制作表現専攻 博士後期課程在籍中
 
□主な活動
2010 グループ展 赫展 (倉敷市立美術館)[以後毎年]
2015 倉敷市美術展覧会 (倉敷市立美術館) [以後毎年]
2016 第80回新制作展 (東京国立新美術館)
2019 倉敷市の公民館での絵画講師 
 
□主な賞歴
2004 第55回岡山県美術展覧会 県展賞[以後同賞受賞:2005(第56回)、2007(第58回)、2009(第60回)、2010(第61回)]
2012 第63回 岡山県美術展覧会 山陽新聞社賞
2014 第67回 関西新制作展 新作家賞
2015  第66回 岡山県美術展覧会 県展特別賞
2019 第72回 関西新制作展 新作家賞
 
■同時開催------------------
2020年8月26日(水)〜9月6日(日)
月曜休館 10:00〜18:00(日曜日は16時まで)
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

「夏」2020年 銅版画(エッチング、コラグラフ)、多版多色刷 63×43㎝
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